暑くなって来ましたね

現在考えている話のうちの一つをそろそろ本腰入れて書き始めようかな、とヒロイン二人のイメージを描き起こしてみたものの、あまりのイラスト力のなさに悶絶した。自分で言うのもなんだけど、二人とももうちょっと可愛くても良いんじゃないだろうか……。
自分の向き・不向きを調べるために書いている習作は、取り合えず圧倒的な資料とか下調べ不足+心理描写の細切れさ・不可解さ(シーンに合わせてる感)+その他色々状況描写足りてないよ、で何だか本当に文章を書く時に努力が足りてないんだな、って感じがひしひしと。趣味で書く分には良いけど、そのまんまで人様に見せるもんじゃねぇな、と思います。でも良く考えれば、店頭に並んでる本は全てそういうのを辿ってきている(んですよね?)わけなんだから、これから頑張って磨いてやりたいと思う。
私は、自分の何がおかしいだとか何が変わってるだとか何が個性だとかそういったことがあまり分からないもので、つまりは「私らしい」が分からないんですよね。文章にしたってそうで、自分の個性や強みを発見したいのですが、それが何か分からず結局取り合えず書いて意見を聞くしかないという。まぁでもそれでも書くのが好きなんだから、何かを創りたいんだから、しょうがないかも。取り合えずたくさん磨いて、良い奴らにしてやりたい。今はただそれだけ。

普通のひと (SHYノベルス)

普通のひと (SHYノベルス)

私が買っているBL小説は木原音瀬榎田尤利だけでして、多分その道の腐女子の方とかからは「え、偏りすぎやろ」とか言われそうな気がします。買っている理由は心理描写がすごく良いから。とにかく丁寧。BLにありがちな「好きになったやつがたまたま男だったから仕方がない」→ずっこんばったん、ということがなく、ごく普通の男がいかにごく普通の男に惚れてしまったのか、ということを事細かにリアル(?)に書いていたりします。ある意味こういう系統の方が世の男性諸氏は読んでて笑えないかもしれません。そういえば絶版になっている魚住くんシリーズが新装版で帰ってくるらしいですね、すごいオススメです。
ということで『普通のひと』ですが、これまたごく普通のリーマンがごく普通のリーマンに恋をする、という話なのですが、「じゃあ普通って何なのよ?」みたいな話が作中で展開されており、それが結構興味深い。この考え方、結構自分にも当てはまるような気がするので(というかこないだまさに突っ込まれたばかりなので)、肝に銘じておきたいところ。
あと榎田尤利さんの小説って結構やり取りが面白いところがあるのですが、「上下の問題というか主導権というかコンセントとプラグっていうか凹と凸っていうか」ってやり取りが面白すぎて噴いたw

ももんち (ビッグコミックススペシャル)

ももんち (ビッグコミックススペシャル)

畜生、これだから冬目景の描くおにゃのこは可愛くてだなぁ、畜生! 可愛いなぁ!(大事なことなので二度言いました) 古き良き時代の少女漫画を目指した、というだけあって、すごく可愛い感じの話。言いたくても言えない、一歩踏み出せない、のもどかしさや、鶏小屋を作る時の一瞬の接近、お互い名字で呼び合い。何と言うことのない日常なのに、妙にこっぱずかしいというか、何というか。特にラストの二人の告白?のやりとりは、すごく可愛い。読んでて超にやにやする。

取り合えず1〜4巻までまとめ買い。正直ここまではまるとは思ってもみなかった。でもどうやら買うのは5巻からで良かった様子(一方通行さんと打ち止めが見たかっただけだから)。とは言え、漫画の方は良い出来じゃないかなぁと思います。ビジュアルがある方が正直動きが分かりやすい。ステイルと神裂とインデックスが写真撮るところとか普通に良い話だったぜ、原作でも通ったような通らなかったような気がするが。しかし一巻の上条さんはやっぱり別格で格好良い。諦めない少年グーッドだよ。
後から気づいたけど、原作2巻がまるっとカットされてたのには噴いたw 姫■いねぇw