戦女神VERITAの体験版が面白かった件

あぁあああダメだ、GW前に散財だわコンチクショー!! 他の春って書いてる欲しいエロゲたちはさっさと5月以降に飛んでいって欲しい。
半分の月がのぼる空』を全巻大人買いしてきました……あれ、また積読ラノベが増えてしまったぞ……? 今思うとあれだけの速度で読めた世界平和は意外と良作だったんじゃないかなぁと思います。『お・り・が・み』は一旦中断して別のラノベ読もうかしら。

地球の放課後 1 (チャンピオンREDコミックス)

地球の放課後 1 (チャンピオンREDコミックス)

ジャンル分けがしにくいマンガ。流石は吉富です。
基本的にはほのぼのって言うかどこかズレてるって言うか、表紙に偽りのないマンガではあるのですが、ところどころに入るファントムのエグイ描写だとか(こっちも吉富らしいちゃーらしいですね)、ノスタルジーだとか、一言に括れないマンガに仕上がってます。基本能天気なんだけど、時々ハッとするほど寂しい、そんな話。「地球から誰もいなくなってしまったら」という終末系の作品なら、『CROSS†CHANNNEL』なんかがまず思い浮かびますが、この作品がどういう風に落としどころをつけるのかが楽しみです。

カノジョは嘘を愛しすぎてる 1 (Cheeseフラワーコミックス)

カノジョは嘘を愛しすぎてる 1 (Cheeseフラワーコミックス)

寝取られた女を忘れるために子供に手を出したダメな……何だろう、人生倦怠期の男の子の話。主人公がまさに男の子って感じで、男ではないし少年でもない。大人になり切れてない状態で甘えている、けれどそれを自分でも分かっている変に冷めたガラスの20代です。
時系列は基本前から順に進むんですが、モノローグが未来から振り返る系(NANAとかで良く使ってる手法ですね)で、それが上手いこと話をかき回してる感じ。
音楽でしか生きられないけど、昔の女に繋がってしまっている音楽を嫌っている男の子と、音楽をやるために生まれてきたような女の子って、男女が逆ならば良くある取り合わせな気もしますが、どう転がしてもなかなか美味しい方向に進んでくれそうなので、今後のストーリーに期待しております。

カノジョは嘘を愛しすぎてる 2 (Cheeseフラワーコミックス)

カノジョは嘘を愛しすぎてる 2 (Cheeseフラワーコミックス)

マッシュがビジュアルとして可愛いんじゃなくて表情がくるくる変わることによって可愛い辺り、良くキャラクターが描けてるんじゃないかなぁと思います。
電話のやり取りが何というか胸キュンでして、お互い分かってることを敢えて口にせずにツーカーで理解し合ってる辺り、マッシュとアキの相当の相性の良さを伺わせるわけなんですが、所々に入るモノローグで全然安心できないと言う。寧ろ不安が掻き立てられるという。アキが徐々にマッシュに惹かれているのとほぼ同時並行で、マッシュが音楽の世界に関わってしまっているわけで、読者にだけいつか崩壊するのが目に見えてるのが、何とも憎い感じです。
うん、普通に面白かったから続きも買ってこよう。