今年は

珍しく(漫画とかラノベとかエロゲだとは言え)レビューを続けることが出来たので、
・今年の萌えキャラベスト5(カップリング)
・今年の漫画ベスト10
・今年のラノベベスト5
・今年のエロゲベスト3
くらいはやりたいと思います。いや、何て言うか今年エロゲ結構買ってるのに全然積んでるので……すいません。思えば村正と良いDiesと言いマジ恋と言い、大作臭(ボリューム多い臭)のするものばっかり買ってる気がします。来年はもうちょっとプレイできる量を考えて買おうかな……今のところあんまり期待作ないですし。

大東京トイボックス(4) (バーズコミックス)

大東京トイボックス(4) (バーズコミックス)

ヤベェエエエエエエエエエエ!!!! 現実が非情すぎてすげー面白いです。マサの解雇、太陽の迷い、全部あるある過ぎてホント読んでて笑えません。一度でも何かしらの作品を作ったことのある人間にとっては『痛い』物語なんじゃないでしょうか。『G戦場ヘヴンズドア』がリアルを濃縮して作った物語なら、この『大東京トイボックス』はリアルをリアルのままの濃さで作った物語です。
「あなたはいったい何のためにゲームを作ってるんです?」という仙水のセリフは、クリエイティブな人間にとっては多分永遠の課題。客の為に作り過ぎては媚を売ったものになり、しかし自分の為に作りすぎてもオナニー作品になってしまう。「エゴがなくてゲームが作れるか」「魂に合ってるのか?」等、『大東京トイボックス』はホント斬り込んでくる話が多いですね。

うーん、文章が合わなかったな、これは。どうも話の筋が薄っぺらい気がしてならない上に、この筋の量では……キャラクター自体は悪くないんですけどね(特に月光は良い男ツンデレ)。何回までなら死ねる、って言われるとバーサーカーを思い出してしまいますし(それは私の都合かもしれん)。もうちょっと読み進めてみたらまた感想変わるかもしれないですけど。

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

ヒューイはホント良い奴だな、こんな我侭娘に付き合ってやってよう……私なら5秒でキレてるわ。でもダリアン可愛いですね。
残酷と言うほど残酷なわけでもない、何と言うか乾いて淡々とした物語です、それが悪くない。『叡智の書』はそう来るか、という感じで、個人的に好きなひねり方でした。Gu助さんの絵が好きだから買ったのは内緒です。

ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)

揚げパンが食べたくなる話第二弾。『月下美人』のダリアンのデレ方が秀逸でした。ヒューイちゃんと気づこうぜw あと『ラジエルの書架』もなかなか良かった。このディスワード少尉がじいちゃんなのかヒューイなのかは分かりませんが、性格変わるよなぁ、こんなことになったら。

狼陛下の花嫁 1 (花とゆめCOMICS)

狼陛下の花嫁 1 (花とゆめCOMICS)

いつもの可歌まとさんで安心しました。前回と違ってヒロインが良く動くのが見てて楽しいですね。ヒーローが格好良いのは相変わらずです。あとメガネが悪い人になりきれてないところが可愛い。毎回冒頭に入る三文芝居が大好きです。全くけしからんもっとやれ。

帝の至宝 第1巻 (花とゆめCOMICS)

帝の至宝 第1巻 (花とゆめCOMICS)

表紙絵買いでしたが、まさかヒーローに抱っこされてるちびっ子が18歳とは気づきませんでした……合法ロリktkr! 取り合えずヒロインが可愛すぎる。どう見ても12歳くらいにしか見えませんが、その無邪気さがストライクです。あとところどころに入るギャグが結構独特で面白い……何気にヒロインしかツッコミ役がいない作品のような気がする。
あ、あとヒーローが取れた簪を付け直そうとするシーンのヒロインはロリと色気が絶妙なハーモニーを奏でていた。この作者マジ侮れない。。。

青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

青春攻略本 第1巻 (花とゆめCOMICS)

面白い。ふじもとゆうきと同じくノスタルジーと言うか、今しかない時間が描かれていて、何てことはないのに胸がキュンとする。この作者さんが描く女の子も男の子も精神的に垢抜けてない感じで、そこがすごいほっこりします。
漠然とした将来への不安を感じながら、今過ごしている毎日が何時までも続くものではないと分かっていながら、その終りがいつなのかは全然想像がつかなくて、それでも動いている時間を精一杯楽しむ、精一杯馬鹿をやる、そんな話。あー、男子高校生イイ意味で癒されます。
花火の話が特に良かった。「いつか将来のどこかで この夏のことを思い出したとして その時の自分に もったいないとは言わせない」 高校生とかってもう10年も前になりますが、あの頃の感覚・記憶は忘れたくない宝物です。

らいか・デイズ 9 (まんがタイムコミックス)

らいか・デイズ 9 (まんがタイムコミックス)

竹田とらいかにニヤニヤする漫画も9巻目ですね。今回は二人のエピソードは少なめでしたが、朝ご飯の話とかホントお前らもう結婚してしまえよと(ry
小西のおじいちゃんが死んだ話は地味に良いエピソードでした。『らいか・デイズ』は時々こういうのがあるから良い。
ところで財津先生がわざわざ蒔奈のチョコレートを食べてあげたのはそういうことなの!? ねぇ!? 年の差カップルが好きな人間としては普通にニヤニヤです。けしからん。

地味に入り組んで北。ぽっちゃり系ヒロインのモクソンだけが癒しとなりつつある漫画です。ただ純真に歌が好きなモクソンと周りのギャップが恐ろしいです。4巻目は修羅場フラグ……! 私は社長には工藤君派なので社長の心が揺れてるのがアリアリと分かるのがキツイったら。
あと二宮さんの純情が可愛すぎて困る。モクソンに気持ちを気づいてもらえるのはまだまだ先だと思いますし、気づいてもらったところで上手く行くとは全然思えないんですが、ガンバ☆

超弩級少女4946 1 (少年サンデーコミックス)

超弩級少女4946 1 (少年サンデーコミックス)

今頃読んだんですが、これは良い王道変化球ラブコメ。何の変哲もないのにヒロインの身長が50メートル弱というだけでこれだけ萌える漫画になるとは! 畜生、ありがとおぉおおお!!
まぁそれは置いておいて、ヒロインのまなが良い意味でただ身長が大きいだけの女の子なところが良いですね。戦って傷を負ったら普通に痛がるし、体が大きいこと(尋常じゃないがなw)を気にするし、デートしたがるし、とても可愛い。ラストで主人公が立ち上がったところでオシマイなので、次巻以降で結構話が動くかも。楽しみ。

彼女は戦争妖精 小詩篇1 (ファミ通文庫)

彼女は戦争妖精 小詩篇1 (ファミ通文庫)

取り合えず健二さんとまーちゃんが好きなので花丸です。ホントに2巻だけのちょいキャラにならなくて良かったんだぜ。感情の薄いまーちゃんが、健二さんの過去を必要以上に憐れんだりどうこう思ったりせず、ただ淡々と傍にいる。たったそれだけのことが健二さんにとってどれだけ心地良いことなのか、しっかり伝わったぜありがとう。この二人がどういう最後を迎えるのか分かりませんが、たとえ僅かな時間であっても二人で幸せに過ごして欲しい。
ところでこのまま行くと常葉先輩がメインヒロインになってしまいそうだが大丈夫なのか……?