八宝備仁の描く男はテライケメン

もちろん工藤新一もテライケメン。
というわけで主人公立ち絵を親友立ち絵を見て『クラ☆クラ〜CLASSY☆CRANBERRY'S〜』(アトリエかぐや)は購入決定。いいや、6月他に買うものないし。しかし八宝備仁の絵は塗りによってはかなり受け付けない部類になってしまいそうなんですが、ωstarチームは普通に大丈夫な塗りしてますね流石。取り合えずサブヒロインにも1回ずつくらいエロシーンはありますよね? ライターに保住圭が入ってるからいちゃいちゃはまず期待できそうです。

あーヒデオのはったりっぷりが本当に冴え渡ってるなぁ。前作『お・り・が・み』のキャラががつがつ出始めてるんですが、伊織を手玉に取ってしまう辺りヒデオの主人公ぶり半端ねぇ。
ハンニバル戦で気づいたのですが、実はヒデオまともに戦ってなかったんですね。初めての戦いのシーンが個人的に結構好きでして、戦うと言うことの重さ、ウィル子というパートナーの存在――それを受けて、押し付けられたはずの武器を自ら戦うために取る。オーソドックスな展開ながら、良い話だった。
いやぁしかし翔希はダメ男と化していたな…元勇者(フリーター)情けなさ過ぎるぞ……。

GIANT KILLING(14) (モーニング KC)

GIANT KILLING(14) (モーニング KC)

チームや選手の一人一人をちゃんと描いてるな、という印象の強い『GIANT KILLING』ですが、前半に収録されている移籍話はこのマンガなりの「フットボーラーとは何か?」という問いに対する答えな気がします。こういったエピソードからもETUが段々チームとして良くなってきたことを伺わせて嬉しいですね。
タッツミーが良い監督過ぎるんですが、彼の良い監督振りがこの巻の後半から収録されてる選手時代に起因することはほぼ間違いないわけで。どれだけの困難や絶望や壁にぶち当たって今のタッツミーがいるのかと思うと、切ない気持ちになります。はよ次巻出ないかなー。