禁書フラゲしたよ!

バカ長いリアルタイム感想書いてたらこんな時間に…

分冊です。ロシア編は21巻では決着つかず(まぁ公式の22巻あらすじで分かりますけどね)。何もかも途中、と言った印象でラスボスはまだですなぁ、という感じなので、正直この巻すごく感想書きにくい。早く続きを…!
魔術側はフィアンマなりローラなり科学側について知っている中ボス(管理職)が多少なりとも居るのに対して、科学側にはそういった人がいないんですよねぇ(アレイ☆は入れちゃダメだろうし)。なので、科学側の人間は皆魔術に対して手探り、という感じで見てて歯がゆいです。一方さんにしろ浜面にしろ、魔術??っていうレベルなのが……うぅ。
上条さんはコンスタントに出番があるものの今回は誰かと戦ったわけでもなく説教したわけでもないので、次回への貯めの巻でしたね。今回割とスポットが当たってたのは一方さんと浜面かな。
一方さんは正直ここまで爽やかさんにクラスチェンジするとは思わなかったのでちょっと戸惑ってしまった…言葉の端々は乱暴なままなんだけど、背負っているものへの罪悪感よりも背負ってるものへの責任と覚悟を前面に出すようになった感じかな。その分ヒーローっぽさは増してるんだけど、心の不安定な一方さんを見慣れた自分としては違和感が。このまま突っ走ったら打ち止めとロリコン幸せエンドになってもおかしくないくらいに主人公補正がかかりそう。あぁでもアレだな、この人の本質ってホント生真面目ってところに集約されるところがあると思うんだけど、それが反省・贖罪の方向じゃなくて、前進の方向に動いた、ってことだとしたら納得は行くかな。打ち止めの幸せのことばかり書いていて、そこに一方さん自身が含まれていない辺りはブレてないなぁ、と思います。そういうところを気づかせてあげるのが打ち止めの役割だと俺は固く信じている。あ、あと番外固体がまさかここまでヒロインとして躍進するとは思わなかった。もうこれ相棒ですよね…かまちー…正直に言いな、番外固体のこと気に入ってるんだろ? 一方さんと番外固体のやり取りは通行止めのやり取りとはまた違う小気味良さだなぁとは思うのですが、やっぱり一方さんには打ち止めに振り回されててほしいんだぜ。
浜面は滝壺とことあるごとにいちゃいちゃしていて正直裏山…半ば行きずり、ってところがあったかなぁと思う浜滝がちゃんとカップルとして固まっていることに安堵。村を守ったりアックアさんを励ましたり、一つ一つやってることは小さいですが、空まで飛んでっちゃった上条さんや天使と戦ってる一方さんと比べれば地に足をつけた戦いで、これはこれで良かったと思います。
あ、あとアックア強制退場に全俺しょんぼり…何がしょんぼりって傭兵無双が見れなくなることもさることながら、死に掛けた時にヴィリアンのことをこれっぽっちも思い出さなかったことが……(まぁ生き返るときに思い出してたけどね)。でも傭兵なら絶対復活できると信じてる……!
ごちゃごちゃっと書いてしまいましたが、今回は結構シーンが入り乱れているので、誰にスポットが当たった、って感じでもなかったので感想が書きにくい。個人的にはキャーリサ様と傾国の女が熱かったのが良かったり(騎士団長はしょうがないよね……一般雑魚に埋もれちまうよこのままじゃ、頑張れ)。次回への引きっぷりが20巻をしのぐ勢いなので、全部終わってみないと何とも言えないなぁ。。。
打ち止めがまさか一言も喋らないとは思わなかったので……ホントかまちーの鬼っぷりにはもう……22巻の表紙通行止めとかないよな。だってラストの見開きに載せてもらってないんだぜ一方さん……。一方さんのロシア編がこれで終わってるとしたら俺はもうどうしていいのか分からないよかまちー…orz