2011年読了マンガ・ラノベ・エロゲ ベスト1

せっかく今年は1日1冊、1年365冊計画が達成できたので、ベスト5くらいは書けるだろうと思ったんですが、何か逆に5だと順位に迷ってしまうので、いっそのことって感じでそれぞれ良かったものベスト1を挙げて見ました。

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マンガ:『14歳の恋』(水谷フーカ
もう全部がすごく良い…ほんとに良いのです、特にシーンの切り取り方が。話の作りは割とシンプルと言うか、テーマはありきたりなものなんだけど、水谷さんの感性がものすごくしっくりくるのです。一つ一つの出来事が酷く新鮮だった中学生のあの頃にふと立ち返るような、でもこんな綺麗じゃなかったよなー、眩しいよなー、みたいな作り物めいてもいるようなところが上手く絶妙なバランスで融合しているのです。
次点:『トライアルライド

ラノベ:『烙印の紋章』(杉原智則
最新刊の展開が美味しくて辛くて反応に困ったのはいい思い出。今年も順調に出してくれたなー…ラノベに最早分類するのが若干違和感があるくらいに真面目に戦記ファンタジーをやってるわけですが、主人公の内面を青臭い部分も公的な部分もきっちりと丁寧に埋めてくれているのが相変わらずの好印象。完結するまでしばらくはこの作品が私の一番で在り続けるんだろうなぁ…。。。
次点:なし

BL:『キャッスルマンゴー』(小椋ムク/木原音瀬
読み込めば読み込むほど細かい所まで丁寧に作ってあるんだな、という。キャラクタの作りが妙にリアルというか、ありえる行動を重ねていった結果相手に好意を持つ、というたったそれだけのことだから、とてもすんなりと落ちてくる。でもそれだけに擦れ違いもごく有り得る感じに起こって、多分現実でこじれるように面倒にこじれていくんだろうなぁっていうのが今から見えて2巻はよ!
次点:『花のみぞ知る』

エロゲ:『神咒神威神楽』(light)
好きだ、欠点があるのは分かってるけど好きなんだ。キャラが勝ち過ぎてるかもしれないし、予定調和とか言われるかもしれないし、Diesファンディスクだし。でもしょうがないよこんだけ全員愛しい話にしてくれたんだから俺はもう何も要らない。愛してる! ありがとう!
次点:なし