ふたりぐらし(姫宮夕日)

エロゲは百薬の長……を実行しようと思ったわけでもないのですが、昨日今日とエロゲをして過ごしております。え、インフルさんはどうしたって? それが結構普通に過ごせちゃうものみたいです。流石正月を布団の中で丸ごろ棒に振っただけあるわ。

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さて、まずは昨日クリアしたところの同人ゲー、『ふたりぐらし』(姫宮夕日)のレビューから。近親相姦だと思ってたら○学生ゲーだった……モザイクかけてても明らかにラン○セルだった……(;´∀`)
それはともかく、同人ゲーだけあって、売るということよりも「こんなことやりたい」「こんなこと伝えたい」というメッセージを思い切って前面に出せてたのは良かったんじゃないかな、と思います。また、エロの度合いも絶妙でした。本番ほとんどないのに焦らされてる感じがしないの! 不思議! 意識してなのかしないでなのか、ヒロインの声優さんが棒演技で途中まで気になってたのですが、終盤はそれはそれで味わい深く思えました。
満点とは言えないですが、私が期待したものは得られたかな、ということで5段階中4くらいで。
以下ネタバレにつき反転↓
メッセージ性がある意味非常に強く、変に尾を引く作品でした。「人は死ぬ」というただそれだけの当たり前のことを、たった10歳……あ、作中ではそう言ってないですね、1@歳ですよね! それはともかく、幼いけれども全てを忘れるほど小さいわけでもない子供に誤魔化さず伝える、という大まかなストーリーだけでお腹一杯気味です。うへぇ、せつねぇ。けれども、この話の奥深さは、主人公がヒロインより10歳以上年上であり、いつか恐らくは先に死んでしまうと分かっていながら、共に生きることをヒロインに選んでもらう(寧ろ選ばせる)、というところにある気がするのです。主人公もヒロインも病気なんかではないので、もちろん天寿をまっとう出来る可能性は高いのですが、ヒロインは両親を事故で亡くしており、「人がいつ死ぬか分からない」ということにびくびくしながら生きている。その前提があると知りながらも、それでも「心まで一緒に生きていこう=俺が死んだらちゃんと目を背けずに悲しんでくれ、悲しむくらいに添い遂げてくれ」という主人公の何と正しくて何と残酷なことか! 現実に立ち返って考えてみると、本当にとんでもなく正しくて残酷です(まぁエロゲだからそこは気にしちゃいけないのかもしれませんが)。それをヒロインが分かっているのがまた何とも言えず切ないのです。でもだからこそ、二人の誰からも祝福されないこれからに幸あれ、と思ってしまうのです。

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あ、ちなみに今日は『暁の護衛』(しゃんぐりら)やってました。腹筋鍛えられるわー、すげー笑える。尊可愛いよ尊。あと主人公・海斗の悪人面がヤバすぎるw 今のところ明るいバカゲーとして非常に楽しめています。
取り合えず、あまり好みじゃないヒロインから攻略するといういつもの方法で、萌→彩→妙→ツキ→麗華と攻略順を設定したところ、見事なまでに巨乳→貧乳順になってて自分でも笑えました。感想はまたコンプ後にでも。