『うちの妹のばあい純愛版』プレイ中感想2

昨日はあんなことを言ってたんですが、全員クリアしないとTRUE ENDにいけないらしいので、取り合えず続きをプレイ。
以下ネタバレ注意↓

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今日は優香&菜々子ルート(両方孕んでやがる)と純子ルートを。昨日の通常エンドもまとめて感想です。

*通常ルート★★★★☆
通常エンド、と銘打たれてますが、実質優香エンド。優香と何となく恋人になる、って感じのエンドです。優香エンドがデフォルトと言わんばかりの『通常』エンドです。素晴らしい。共通ルートが多かったと思うのであまり感想らしい感想もないのですが、優香の誕生花である向日葵の花言葉が良かったです。
 ――私はあなただけを見つめる
これはまさに優香の本質と言えるものではないでしょうか。兄のためなら、身を引くことだって、自分のことを悪く思われたって、辛くて苦しいけれど、選択してしまう。けれど、それでも兄を一人の男として『見つめている』。これが優香エンドじゃないと言うんなら、本物の優香エンドはどんな出来なんだよ……末恐ろしい。
*優香&菜々子ルート★★★★☆
別名両方妊娠ルート。二人ともHBエッチありでした……お兄ちゃん、それはないよ(;´∀`)
まだ菜々子ルートに入ってないから分からないのですが、菜々子に惹かれていく兄を見た優香の想いってすごい複雑でしょうね。何せ菜々子は昔の無邪気に兄を慕ってた頃の自分にそっくりで、しかも兄は菜々子のそういう『昔の自分に似た』部分が良かったわけですから。このルートはエッチ中心ハーレム万歳!でしたが、見せ付けられるであろう菜々子ルートの優香の切なさの片鱗に今からお姉さんしょんぼりでした。
*純子ルート★★★★☆(純子:★★★☆☆)
ごめん、年増とか思っててごめん。学校で容赦なくべたべたしてきやがって、面倒くせぇ女だな、とか思っててごめん。純子さん、ちゃんとした大人の人だったね……。
このルートのヒロイン・純子さんは兄妹の隣の家に住んでて、兄の担任でもあるお姉さん。良く過剰なスキンシップを兄にはかってきては困らせるという困ったお姉さんです。けれど、兄としての立場から優香を上手く叱れない主人公の代わりに優香を諭すエピソードや、兄妹のお母さんからとのエピソードは素直に良かった。あと主人公を襲ってる時の一歩間違えればヤンデレになる勢いの情熱はすごかったです。『お姉さんが食べちゃう』系の良さが少し分かった気がしました(分かるなよ、んなもん)。

あとですね、イージーオーのゲーム、すごく芸が細かくてサービス精神が旺盛なので色々オマケがついてくるんです。前にやった『幼なじみな彼女』もそうだったんですけど、シナリオの細かい補完がすごい。攻略の程度に合わせて色々分かる仕組みになってるんですよね。
★『プロフィール』:各キャラクターの細かい設定が裏設定が公開される
★『外伝モード』:各ルートの裏での他のキャラクター視点の話が公開される
★『お兄ちゃん年表』:本編で語られることのない、主人公のこれまでの細かいエピソードが公開される
★『オモチャ箱』:本編で語られることのない小ネタが公開される
んで、このうち『外伝モード』がやばすぎる……純子さんを攻略したところで閲覧可能になったエピソード、純子さんルートでの優香の話なんですが、主人公本人が起きてる時には「アニキ」って冷たい声で軽蔑したように呼ぶのに、本人が寝てる時には「お兄ちゃん」って最高の笑顔で呼ぶ優香が可愛すぎる。何だこれ、やっぱり妹ゲーじゃねぇか。
あと、優香が貧乳なので純子さんの胸の大きさを気にしてたりするんですが、プロフィールから見ると2センチしか違わないよ……アレー……?

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余談ですが、私は最初から攻略サイトを見ながら攻略する派です。賛否両論だとは思うのですが、ストーリーを楽しむために、そのヒロインの為に書かれたシーンをなるべくライターの思惑に忠実に辿っていきたいからです。
また、気に入ったヒロインを最後に攻略する、というのもあるのですが、これをしてしまうと、既読スキップを使う場合、そのヒロインの物語が途切れ途切れになってしまう(共通ルートや他のヒロインとの共有のルートなどで既に通過している場合がある)ため、これはどうにかしたいなぁ、と思っています。忘れた頃に一番気に入ったヒロインのストーリーを最初から既読スキップなしでやってみる、というのが一番良いかなぁ。
俯瞰型の群像劇スタイル(1主人公1ヒロイン)や一本道のゲームは割と性に合っていたりします。