『タペストリー-you will meet yourself-』(light)攻略中3

何か評判良いみたいですね、少なくともエロ助とかだと。比較対象として挙げられているこなかなをやっていないのでその辺りは置いておきますが、怒りの日を踏んだ人間としては、あの時失ってしまった信頼は、こうやって良い作品(スタッフが納得して、「これがやりたかったんだ」と胸を張って出せる作品)を出していくことで回復してくれないとな、と思います。作品で信頼を失う、という負債を背負ったlightにはそれだけで「怒りの日を出したとこだしな」と敬遠されるハンデがあるわけですから、よっぽど良い作品を出さないとメーカーとしてなりたっていかないのではないかと思っています(現にこれまでも「怒りの日を出したところだから様子見」というコメントを結構見かけましたし。これは初動が大事なエロゲには結構な痛手でしょう)。
言い訳は見苦しいから要らないです。本当のクリエイターさんならば、作品で失った信頼は作品で回復してくれますよね? 個人的にはタペストリーはお布施のつもりが当たりだった、という感じなので、この調子で頑張っていただきたい。

後輩ルート終了。ここまでクリアしたものの中では一番泣き度が弱め? 慣れてきたからかもしれませんが……取り合えず水霧けいとの声は良いですね、という話。ここまでのルートでのキャラ達の行動がどちらかと言えば良い子ちゃんというか、達観してたのに対して、後輩ルートの後輩はある意味リアル。
以下ネタバレ気味につき反転↓
EDの『ふたり』が鳴るとそれだけで涙がどばどば出てくるからやめてほしい……何と言う泣き装置。主人公が死ぬと言う現実を受け止めたくなくて病院に会いに行けない後輩と、それを乗り越えていって欲しい主人公。気持ちが落ち着かないままに会いに行く辺りとかリアルでしたね。あれ、別に後輩がきっぱりと自分の中で決着をつけて会いに行ったわけではないと思うんですよ。ただ、本当に失われると分かってしまって、「会えなかった」という選択をしたくなくて会いに行ったに過ぎないんじゃないかなぁ、と。結局ラストのウェディングドレスを見るまで、後輩の中で結論先送りだったんですよね、たとえ主人公が死んでしまっていても。しかしウェディングドレスと言うのが結構意味深なのですが……将来まで自分に縛る気でウェディングドレスにしたのかなぁ、やっぱり。そうすると、このルートではあんまり達観して死んだわけじゃないんだな、主人公……うー(´・ω:;.:...