ジェントルマン格好良いよジェントルマン

ということで、NHKでドラマもやることだし(http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/)、『プリンシプルのない日本』も面白かったし(関係ないけど、プリンシプルって言うと一番最初に思い浮かぶのが警護対象者な辺り、自分は随分エロゲ脳だなぁと思います)、ということで、少しずつ『白洲次郎 占領を背負った男』を読んでます。ちなみにドラマは次郎役の人がムダにイケメン過ぎて噴いたんですが、中身自体は視聴者に結構不親切だったような気がします。まぁ次回も見るんですがね。

白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)

白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)

次郎格好良いよ次郎。政治の世界でこんな格好良い生き様で生きられる人がすぐ近くの時代にいたんですねぇ。何が格好良いって、頭が切れることはもちろんなんですが、その時代の先入観にとらわれず物を判断できていたことや、自分の良心をそのまま体現していたことですね。国のことを考えているんですが、それが国の庇護下にいる国民として、というよりも、国と対等な立場での一国民として、という感じがします。これを読み終わってから『プリンシプルのない日本』をもう一度読み返すと、また違った読み方が出来そうです。取り合えず続き続き。