超昴閃忍ハルカ中

ストーリーの筋は薄っぺらくあってないようなものですが(というか寧ろこんなオマケオマケしいくらいならいっそない方が潔いくらいなのですが)、ゲーム自体は難易度が低くてあんまりこういうのに慣れてない私にはちょうど良いです。ノリが軽い癖に何故か周りが感化されていく主人公にはちょっと辟易しますが。現在1周目でハルカ純愛ルート突入。あ、おにくんの絵は非常にエロくてよろしいです。

さよならピアノソナタ (電撃文庫)

さよならピアノソナタ (電撃文庫)

面白かった。「恋と音楽と革命の物語」に偽りなし。真冬の右手の話が最初の最初から作りこまれていたことや、舞台装置であるゴミ捨て場、キーであるベースギターなど、必要なものを必要なだけ用意して、必要でないものを全て切り捨てた、非常に骨と肉のバランスが良い作品だと思います。無駄がなくて読みやすくて、お上品なんだけど軽いわけではなくて。後味が綺麗に残る辺りも好印象です。
何となくノリが『キラ☆キラ』(OVERDRIVE)に似てますね。あっちの方がもっと(良い意味で)下品で「恋して旅してロックすればイイじゃん!」ですが。

借金取りの王子: 君たちに明日はない2 (新潮文庫)

借金取りの王子: 君たちに明日はない2 (新潮文庫)

リストラ請負会社に勤めている主人公が狂言回しになるシリーズ2作目。何と言っても表題作の『借金取りの王子』が良い。「お金はね、大事だよ」。この言葉に込められた美佐子の覚悟が半端ない。そして美佐子を守ろうとする宏明も、単なる『王子』から成長したなぁ、と。ホント格好良い男女です。この話だけ、リストラ面接の対象者が最後にどういう結論を出したのか(辞めたのか辞めてないのか)が書いていないんですが、そういうイレギュラーが許されるほど飛びぬけて良い出来だったと思います。
あ、あと作中でエスニックな料理ばっか食べてるので、すげーエスニックな料理が食べたくなるよ。

堀さんと宮村くん 4 (ガンガンコミックス)

堀さんと宮村くん 4 (ガンガンコミックス)

何だかんだ言ってもう4巻。堀家の父の扱いが相変わらず最高潮に悪いw でも過去の父&母の話はかなり萌える件。
堀さんと宮村くんのもやは家族同然なんだけど時々恋人に立ち返ってドキッとする話があるのが良いですね。あと透とユキの関係が思春期特有の面白い感覚の関係でよろしい。