うみねこやったんだけど

Ep4の内容しか覚えてないから感想が書けない……ただ個人的にはEp3が一番好きだなぁ、と。まさか戦人×ベアトが一番萌えるカプになるとはEp1の時点で想像もできなかったぜ。ベアト→戦人が一方通行過ぎてホントいじらしい。切ない。
後半は冬コミでEp8まで行ったら一気にやる予定です。

ドカコック ドカうまっ!!満腹編 (ぐる漫)

ドカコック ドカうまっ!!満腹編 (ぐる漫)

「ドカは腕に虹だけ抱いていればいい」
全く話の流れに関係のない決め台詞です。流石はドカコック!
意味不明の熱さで押し切るところがたまらないです。何でもかんでも料理の動きを工事に例えりゃ良いってもんじゃないんだぞ! あぁホントわざとらしい展開のオンパレードで期待通りの作品。間に入ってる4コマが作者分かってるな感じで面白かったです。ちゃんと笑い事として昇華されているのが良いですね。しかし出てくるご飯はどれもホントドカ飯だなぁ……いや、旨そうなんだけどね。

面白いとは聞いてたんですが、ウホッ!これは良い中二かぶれ。中二病だった自分に目を瞑りたい皆さんにはこの上なく読みにくい作品だったんじゃないかと思いますが(前半の主人公がアイタタすぎて洒落にならない)、だからこそ後半の展開が熱いというもの。薄っぺらな自分を自覚しその虚しさを理解しながらも、痩せ我慢と格好付け根性で強敵に立ち向かう主人公の姿は一端のヒーローでありました。中二病ネーミングイカス!w 心根はいきなり超人にならず、弱いままなのが良い感じですね。ヒロインはアルルが主人公にお似合いなんでしょうけど、単体だとロリ宮が好みかなー。強さと弱さを併せ持ったところが良い。

PSYREN-サイレン- 12 (ジャンプコミックス)

PSYREN-サイレン- 12 (ジャンプコミックス)

黒宮さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
PSYREN面白いよPSYREN。物語が加速してホントすっかり一見さんお断りになっちゃってますが、1巻から付き合ってきた身としてはこの面白さマジで半端ない。主人公や他の人間の立ち位置が一元的ではなくかなり複雑なので、それぞれの勢力の動きが交錯して先の見えない展開になってる。何なんだろう、話のターニングポイントとかまったくわからない。話の全体像が全く見えないのに何でこんな面白いんだろう……不思議だわ。
アゲハの危険性が時々ちらほらするのが不安でもあり、何か重要な伏線っぽくもあり。ただ、作中で遊坂が言っているとおり、「"守る"だの"救う"だの叫んで何もしない奴よりは手を汚せるだけいくらかマシ」だと思う。

あぁ畜生面白ぇ。いつものラノベからちょっと背伸びしたいと思ってる奴は取り合えず読め、な?(熊先生AA略
相変わらずカラー口絵も口絵も野郎(オッサン)だらけで、主人公の漢たらしぶりが遺憾なく発揮されてて噴くw シークさんがウホッ!要員過ぎてもうw(ちなみに今回の「この男陥落た!!」は3人でした) 主人公が智略と行動で周りの男達をいつの間にか惹きつけている盛り上がりっぷりに胸が熱くなるぜ。
第一部では復讐という確固たる目的はあったものの、与えられた皇太子という地位を利用していたことから、その矛盾に追い詰められてしまった主人公・オルバ。彼自身の中での論理の破綻の流れが非常に丁寧に見事に書かれているので、第一部をちゃんと読んでから第二部に進むことを強くオススメいたします。
さて、皇太子としての仮面を捨てたオルバが一傭兵としてのし上がっていく第二部。復讐を果たして人生の目的を失い、またその際に自分が陥っていた矛盾に目を瞑りたいこともあって、ひたすら無気力に過ごしていたオルバが前巻で少し復調の兆しを見せていたわけですが。この巻はその流れを受けて、地位の低さから思うように事態が進まない歯がゆさを感じたり、行動の端々に隠しきれぬ覇者としての風格を見せたりと着実に一定の方向に進んでおります。
しかしながらこの巻の肝はラストのオルバの過去の自分との向き合いの部分でしょう。安易に束縛やトラウマとは言えない、彼を彼たらしめていた、彼のアイデンティティと言ってすら良い過去を踏み越えて、肉体を取り戻しエスメナに語りかけたオルバさんの熱いこと。そして、オルバにそうさせた、新しい自分を掴ませた原動力がビリーナにあることは疑いようもないわけで、ホントにヒロイン出てない方がヒロインっぽいって一体どういうことなの。
あとラストの引きが鬼すぎる。早く次巻出てください。