これからはこつこつ感想書く

ホントにマンガかラノベかエロゲしかしてないですね…ホントちょっとどうにもならないですね！

近キョリ恋愛(8) (KCデラックス)

この巻は正直峰藤先生とあずさが全部持って行ったな！　男子生徒×女教師も楽しいな！　しかもそれが普段割と余裕ぶってる女教師だとホント萌えるな！
ギャグとシリアスが相変わらず入り乱れてるというか、おおよそパートっつーものが存在しない、そこが良い。ホント隙があればすぐに変なギャグ突っ込んでくるんだもんなぁ…油断できないよ。本編ではしっかりお邪魔キャラが出てるはずなんだが印象に残ってるのって相変わらずのコスプレとか、急に入ってくるギャグに寧ろ平常心を保てるようになってしまったハルカ先生とかだもんな（このマンガの良心は本当に先生だと思うよ…）

窮鼠はチーズの夢を見る (フラワーコミックスα)

これ一冊でも十分に面白かったと思います。この一冊だけ見ると、ダメ人間は恭一なんですよねぇ。すぐに流されてしまってほいほい浮気したり、ずるずると関係を続けてしまう男。そんな男に惚れてしまっているのが嫉妬深くて情の深い今ヶ瀬だから始末が悪い。いつの間にかするりと心に入ってきて心地良い居場所を作ってくれていた、そんな風にしか恭一に近づけなかった今ヶ瀬が切ないったらありゃしねぇ。ラストに今ヶ瀬が居なくなった時、たとえ今ヶ瀬のことを好きだと認められないとしてもどうしようもなくなってしまった恭一に、「お前それはもう答え出てるだろ…」とか思わず突っ込んでしまった。

俎上の鯉は二度跳ねる (フラワーコミックスα)

こっちのもう一冊が揃うと今ヶ瀬のダメ人間っぷりが際立つな。恭一のことが好きすぎて恭一の気持ちを疑って疑ってどうしようもなくなってしまう、けど離れられないし諦められないし、逆に傍にいればどうしようもないし、っていう袋小路ぶりがホントすげぇや。結局のところ、恭一の気持ちが今ヶ瀬に堕ちても、それをちっとも今ヶ瀬が信用できないので、お互いがお互いを想い合いながらも常に諦める用意をしている、っていうどうしようもなく絶望的な関係になってしまうわけで。ラストの恭一と今ヶ瀬のやり取りは少しだけ希望を含んでましたが、明日とも一週間後とも数十年後とも分からない別れの時にずっとお互いに怯えながら、それでもお互いしか居ないという不安定な状態で生きていくことを選んだ二人にはほんの少しで良いからその事実を忘れられるくらいに幸せな時期を過ごしてほしいものです。