タイトルが思いつかない

1日1冊読んでるとブログとか生存報告程度に残ってるmixiとかが途端に活発になる罠。しかしいつも以上に雑食な日々を送っているのであまり目立ちたくもないのである。

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)

狼の口 ヴォルフスムント 1巻 (BEAM COMIX)

面白い。オムニバスにして群像劇的な要素もある。
かなり構えて読まないと鬱になること請け合いなんですが、『意図的に救いがない』んじゃなくて、『救いがないのが普通』という辺りがまさに容赦ない。<狼の口>を越えようとするどの人々も壮大なドラマの主人公になれそうな背景を持っているのに、その誰もが呆気なく無慈悲に門番の前に倒れ死体となって積み重なっていくのが痛々しい。そしてものすごく読み終わった後に不安な気分になる。何が不穏な雰囲気を醸し出してるって、一応主人公的な位置づけになっているヴォルフラムですらストーリー上守られた存在ではない(=救いがない展開に巻き込まれる可能性がある)ところですね。本当に淡々と出来事を書き連ねている感じ。
2巻がどういう方向になっていくのか分かりませんが…読まざるをえないだろこれ…。

執事様のお気に入り 9 (花とゆめCOMICS)

執事様のお気に入り 9 (花とゆめCOMICS)

ひぃいいいにやにやするぅ…楠さんと仙堂くんが萌えて仕方がない…ガチに身分差カップルでどう転んでもにやにや展開が拝めそうでホントありがたいです。というか楠さんの掘り下げうまいなーと思います。ヒロイン・良ちゃんのスペックが高すぎるので、基本良に影響を与えるキャラが少ないのですよね(尤もヒロインの持ち上げはそんなにおおっぴらではないので好感度下がったりはしてないんですけど)。今回の楠さんは上手いこと良のことを引っ張ったんじゃないかと。そしてなおかつ仙堂君とのフラグも爆立ちと…何て美味しいキャラになったんですか、楠さん…!
良と伯王はもうさっさとくっついてくれて良いよー、とか思いつつしばらくこのにやにやぶりを堪能したい気もするジレンマよ…。

徐々に話が動いてきた…分からない用語が山のように出てきたり、半分が伏線で出来てるんじゃねーの、という置いてきぼり具合ですがそれでも割と楽しく読めたのは大きいかな。大兎とヒメアの関係がお互い忘れてたり隠してたりすることのせいで色々と不穏なのが心配…今のところ吊橋効果も大いにあると思いますよ、その恋愛関係。遥がどう絡んでくるかが見物だなぁ。
まぁカプとしては月光さんとミライの方が好きなんですけどね! 月光さんが良いキャラ過ぎて普通に噴くw この粋がりぶりとツンデレぶりだけで軽く飯食えるよw 作者さんが意識してやってるとしたら相当ですね…これ。