『eden*』(minori)

「目玉焼き、作れなくてごめん」
この言葉で涙腺崩壊したわ…。
更にその後墓に埋めちゃった辺りが辛かったわ…「もしも」は飽くまでもしもで夢見るために残した優しさで、本当は二人共現実わかってたってことじゃん! こんなのって…こんなのって…(´;ω;`)ウッ…

いや王道っちゃ王道で使い古されたストーリーでこんだけ演出これでもかってほど盛り込まれたらそりゃ泣くわって話なんですけど…綺麗だけどさ、ホント綺麗だけど…悲しいって言うより寂しい。足掻いてって感じの苦しみ方ではなかったけれど、淡々とただ残り時間を待つだけの日々が辛くて堪らなかった。演出のドラマティックさに反してストーリーはうそ臭い起伏みたいなのはなくて、かえってそれが合ってたと思う。短いけどちゃんとこう、一分の隙もない作品を作ってるなぁって印象。出来る範囲のものを最高峰で仕上げるminoriさんの姿勢は一つの完成形なんじゃないかと思います。正直に言うけどラストは半ば予想してた…多分悲しみとかキャラへの思い入れ云々のご都合主義よりも、綺麗さを優先するだろうなって。だからわかってたしちゃんとそれを期待してたんや…。けど、けど希望を持たせるような終わり方ではあるけど、これ僕は耐えられないよ…あうあうあー…ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!! シオンは幸せだったと思うけど…言葉にならん…うぅ…